アバパヌ 8.3g 標本 隕石 普通コンドライト L3 AbaPanu No.5
アバパヌ 8.3g 標本 隕石 普通コンドライト L3 AbaPanu No.5
【サイズ】 約 縦43X横34X高1.8mm 【重さ】 約8.3g ルースケース・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 石質隕石 普通コンドライト L3 【発見地】 ナイジェリア連邦共和国オヨ州 【発見年】 2018年4月19日 【アバパヌの豆知識】 総既知重量160kgで、2018年4月19日の午後14時02分に複数の大きな火の玉がナイジェリアのオヨ州に落下しました。 多くの隕石がイパポの村とテデの北側に落ちたため、隕石は複数の場所で集められました。 隕石は落下点の中央近くにあるアバパヌの村にちなんで名付けられ、この村の中と周辺には複数のkg単位の隕石が見つかっています。 Michael Farmer氏およびMoritz Karl氏が50kg、Eric Twelker氏が7.74kg、ASUが242g、その他はナイジェリア政府によって100kgほどが収集されたと推定されています。 【石質隕石 普通コンドライト L】 金属鉄(元素ではなく金属状態の鉄)の量が少ないのがL(Low iron)です。 重量の20-25%が全鉄で、4-10%が結合していない金属鉄なので、あまり磁石にくっつかず内部に見える金属片も少ないです。 普通コンドライトの中ではLが地球への落下が一番多く、酸化された状態の鉄を多く含むので鉄橄欖石や紫蘇輝石に富んでいます。
¥38,800 SOLD OUT
ヴァカムエルタ 16.7g 標本 石鉄 隕石 メソシデライト VacaMuerta No.5
ヴァカムエルタ 16.7g 標本 石鉄 隕石 メソシデライト VacaMuerta No.5
【サイズ】 約 縦42X横34X高4mm 【重さ】 約16.7g ルースケース・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 石鉄隕石 メソシデライト-A1 【発見地】 チリ共和国アタカマ砂漠 【発見年】 1861年 【ヴァカムエルタの豆知識】 総質量は3.8トンで1861年にタルタルの南東のアタカマ砂漠にあるヴァカムエルタで鉱山関係者が発見しました。 発見時は銀色に輝く包有物を銀と間違え、銀鉱床の露頭だと勘違いされていましたが後に隕石だと判明しました。 発見されてから100年近くその場所は放置され、その後に何十年もかけて標本が回収されていましたが近年では新しい標本はほとんど見つけられていません。 【石鉄隕石 メソシデライト】 メソシデライトは珪酸塩鉱物と鉄ニッケル成分の比率が1対1ということから珪酸塩鉱物と金属の真ん中という意味でmeso(中間)siderite(隕鉄)と名付けられ、ポリミクト角礫岩(異なる鉱物組成を持つ岩石破片の集積体)で珪酸塩部分は斜長石やカルシウム輝石、紫蘇輝石や古銅輝石などから出来ています。 母天体に他の天体が衝突した結果、母天体の表面で形成されたと考えられており、珪酸塩部分はユークライトやダイオジェナイトに似た組成を持ち、斜長石と高温型の石英(鱗珪石)に富むタイプAや斜方輝石に富むタイプBなどのサブグループがあります。
¥34,800 SOLD OUT
エスケル 2.0g 標本 石鉄 隕石 パラサイト Esquel 1
エスケル 2.0g 標本 石鉄 隕石 パラサイト Esquel 1
【サイズ】 約 縦26X横14X高1.4mm 【重さ】 約2.0g 【種類】 石鉄隕石 パラサイト 【発見地】 アルゼンチン共和国チュブ州パタゴニア地方エスケル 【発見年】 1951年 【エスケルの豆知識】 1951年にエスケル近郊で農民が貯水槽の穴を掘っていたところ総質量755kg(680kgという説もあり)の塊を発見しました。 この塊を隕石ハンターが発見者から購入し、1992年に隕石の専門家であるRobert Haag氏によってアメリカに持ち込まれたことで正式に登録されました。 エスケルはこれまでに発見された隕石の中で最も美しい隕石の一つとされており、コレクターや隕石を研究している者の間では世界的に有名で人気のあるパラサイトの一つです。 【石鉄隕石 パラサイト】 丸みのある粗粒状のカンラン石とその間を埋める鉄-ニッケル合金から出来ており、パラサイトという名前はシベリアの山中にあるクラスノヤルスク付近で発見された隕石を研究したドイツの博物学者ペーター・ジーモン・パラス氏にちなんで1772年に名付けられました。 パラサイトの鉄-ニッケル部分はオクタへドライトなのでエッチングによりウィドマンシュテッテン構造が現れ、トロイライトやシュライバーサイトが含まれていることも多く、パラサイトの中にはブレナムのように空気に触れると酸化しやすい(錆びやすい)不安定なものやセイムチャンのように酸化しにくいものもあり様々です。
¥47,800 SOLD OUT
ガオギニー 9.1g 原石 標本 隕石 普通コンドライト H5 GaoGuenie No.8
ガオギニー 9.1g 原石 標本 隕石 普通コンドライト H5 GaoGuenie No.8
【サイズ】 約 縦31X横17X高12mm 【重さ】 約9.1g ルースケース・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 石質隕石 普通コンドライト H5 【発見地】 ブルキナファソ共和国 【発見年】 1960年3月5日 【ガオ・ギニーの豆知識】 1960年3月5日に西アフリカに位置する現在のブルキナファソのガオ・ギニーに落下しました。 3回の衝撃音の後、数千の隕石が70平方kmの範囲に落下し、爆発音は100km離れた首都ワガドゥグーでも聞くことができたそうです。 元々はガオとギニーで区別されていましたが、1999年にガオ・ギニーに統合されました。 アフリカ大陸で観測された隕石の中では最も複数に分かれて落下してきた隕石で、回収された隕石の中では10kgが最大の重さです。 しかし、好き勝手に持ち去られたため隕石の総重量は不明ではありますが、痕跡から総重量は1トンを超えているのではないかと言われています。 【石質隕石 普通コンドライト H】 金属鉄(元素ではなく金属状態の鉄)の量が多いのがH(High iron)です。 重量の25-31%が全鉄で、15-19%が結合していない金属鉄なので簡単に磁石にくっつきます。 金属の含有率が高いことに加え主に同量の橄欖石と輝石から出来ており輝石は大抵の場合がブロンザイトです。
¥5,480 SOLD OUT
カンポデルシエロ 50.4g 標本 隕石 鉄隕石 隕鉄 CampodelCielo No.9
カンポデルシエロ 50.4g 標本 隕石 鉄隕石 隕鉄 CampodelCielo No.9
【サイズ】 約 縦106X横33X高2.2mm 【重さ】 約50.4g ルースケース・防錆オイル(小)・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 鉄隕石 オクタヘドライト IAB 【発見地】 アルゼンチン共和国チャコ州及びサンティアゴ・デル・エステロ州 【発見年】 1576年 【カンポデルシエロの豆知識】 総質量は約100トンあり落下時にできたクレーターの範囲は3X18.5キロメートル、少なくとも26のクレーターがあり最大のものは115X91メートルあります。 1576年にアルゼンチン北部の州知事は突如発見された巨大な鉄の塊の捜索を軍に依頼し、ピグエム・ノンラルタ(スペイン語でカンポデルシエロ)という場所で土の中から大きな金属の塊が発見され捜索隊はそれを鉄の鉱山だと推測し、異常に鉄の純度が高いサンプルを持ち帰りました。 近くの原住民は「言い伝えでは鉄の塊は空から落ちてきた」と繰り返し発言していましたが、ただの鉄だと思われていたことでいつしか忘れ去られました。 1774年にバルトロメ・フランシスコ・デ・マグナが鉄の塊を再発見し、エル・メソン・デ・フィエロ(鉄のテーブル)と名付け、この鉄塊は鉄鉱脈が露出しているのだと考えたので爆発物を使い鉄塊の周りを削り取りましたが約15トンほどだと思われる鉄塊が1つ出てきただけなので無価値だと思いその場に放棄しました。 しかし、彼はサンプルを持ち帰っており後に分析された結果、鉄が90%・ニッケルが10%含まれていることが判明し隕石起源の鉄塊だと結論が出されました。 現代でも隕石の採取は行われており1969年には約28.8トンありエルチャコと名付けられた巨大な鉄塊が発見されたり2016年には約30.8トンありガンデオと名付けられた巨大な鉄塊が発見されています。
¥11,800 SOLD OUT
ギベオン 1.9g 原石 標本 隕石 鉄隕石 隕鉄 Gibeon No.8
ギベオン 1.9g 原石 標本 隕石 鉄隕石 隕鉄 Gibeon No.8
【サイズ】 約 縦17X横17X高1.2mm 【重さ】 約1.9g ルースケース・防錆オイル(小)・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 鉄隕石 オクタヘドライト IVA 【発見地】 ナミビア共和国ハルダプ州ギベオン村近郊 【発見年】 1836年 【ギベオンの豆知識】 先史時代にナミビアに落下した隕石で原住民のナマ族は古くからこの隕石を道具や武器を作るために使用していました。 1836年にイギリス人船長のJ.E.Alexander氏によってギベオン村近郊のフィッシュ川でサンプルが採集された後にロンドンに送られ、John Herschel氏によって隕石であることが確認されました。 1911年から1913年にかけて33個の隕石の破片がギベオン村近郊で採集され首都ウィントフックに運ばれた後に動物園に展示され、1950年2月15日に国定記念物(カテゴリー:地質学)として宣言されました。 1975年には国立博物館に保管されましたが盗難が相次いだためナミビアで発見された全ての隕石は自動的に国定記念物として保護されることが決定され、発見された場所からいかなる形であれ撤去してはならず破損してもならない法律ができました。 現在でもたまに追加の破片が発見されているこの鉄隕石は、はるか昔に惑星のもととなった小天体の核を構成していた物質で鉄隕石としては多くのコバルトとリンを含む鉄とニッケルの合金で構成されており、その成分は地球の歴史の46億年よりもはるかに古いとされています。
¥3,680 SOLD OUT
キャニオンディアブロ 20g 原石 標本 隕石 鉄隕石 隕鉄 CanyonDiablo No.10
キャニオンディアブロ 20g 原石 標本 隕石 鉄隕石 隕鉄 CanyonDiablo No.10
【サイズ】 約 縦30X横22X高18mm 【重さ】 約20.5g ルースケース・防錆オイル(小)・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 鉄隕石 オクタヘドライト IAB 【発見地】 アメリカ合衆国アリゾナ州ココニノ群 【発見年】 1891年 【キャニオンディアブロの豆知識】 アメリカのアリゾナ州でバリンジャー・クレーターを作った隕石の破片の1つと考えられている隕石で1891年にクレーターから西に5〜6km離れたディアブロ峡谷で発見された。 15万年前から500万年前の間に地球に衝突しバリンジャー・クレーターを作った隕石のサイズは25mから30mの大きさといわれており発見されている隕石だけでも30トンはあります。 オクタヘドライトに分類され博物館でサンプルを見ることができます。 主要含有物にはダイヤモンド・グラファイト・シュライベルス石・コヘナイト・単硫鉄鉱物などがあります。 また、キャニオン・ディアブロ隕石からロンズデーライト・モアッサン石・ハクソン鉱・クリノフ石が初めて発見されました。 【鉄隕石 オクタヘドライト】 オクタヘドライトという名前はテーナイトの結晶格子の角にカマサイトが成長し八面体(オクタへドロン)構造になることに由来しており、ニッケルの含有量は6.5-12.5%程度です。 エッチング処理を施すとカマサイトよりも酸に溶けにくいテーナイトが浮かび上がり、特徴的な模様のウィドマンシュテッテン構造が現れ、 構造のバンドの幅(ニッケルの含有量)により最粗粒、粗粒、中粒、細粒、最細粒、プレスティックなどに分類されます。 ニッケルが少ないほど粗粒(バンド幅が広くなる)よりになり、オクタへドライトは結晶(八面体)に対して縦横斜めなど違う角度で切断した場合は全く違う模様が出現し、ウィドマンシュテッテンとは構造を一番初めに論文として発表したカウント・アロイス・フォン・ウィドマンシュテッテン氏からきています。
¥15,800 SOLD OUT
クイジング 2.3g 標本 石鉄 隕石 パラサイト Quijingue 1
クイジング 2.3g 標本 石鉄 隕石 パラサイト Quijingue 1
【サイズ】 約 縦13X横14X高2.5mm 【重さ】 約2.3g ※錆防止のため薄く樹脂コーティングが施されています。 【種類】 石鉄隕石 パラサイト 【発見地】 ブラジル連邦共和国バイア州クイジング 【発見年】 1984年 【クイジングの豆知識】 1960年頃にブラジルのバイア州クイジングに住む農家Mr. Atanasio Cosmo Soares氏が自宅敷地周辺にフェンス用の穴を掘っていたところ59キロの隕石が地下1メートル地点で発見されました。 正式に発見されるまでは農具を成形するための金床として使用され続けたため元の塊は表面の一部が平滑化しています。 分析のために3つに切断された後の約55kgの原石を発見者が所有しています。 【石鉄隕石 パラサイト】 丸みのある粗粒状のカンラン石とその間を埋める鉄-ニッケル合金から出来ており、パラサイトという名前はシベリアの山中にあるクラスノヤルスク付近で発見された隕石を研究したドイツの博物学者ペーター・ジーモン・パラス氏にちなんで1772年に名付けられました。 パラサイトの鉄-ニッケル部分はオクタへドライトなのでエッチングによりウィドマンシュテッテン構造が現れ、トロイライトやシュライバーサイトが含まれていることも多く、パラサイトの中にはブレナムのように空気に触れると酸化しやすい(錆びやすい)不安定なものやセイムチャンのように酸化しにくいものもあり様々です。
¥26,800 SOLD OUT
ゲベルカミル 11.4g 原石 標本 隕石 鉄隕石 ung GebelKamil No.25
ゲベルカミル 11.4g 原石 標本 隕石 鉄隕石 ung GebelKamil No.25
【サイズ】 約 縦29X横27X高5.8mm 【重さ】 約11.4g ルースケース・防錆オイル(小)・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 鉄隕石 ungrouped 【発見地】 エジプト・アラブ共和国 東ウェイナット砂漠 【発見年】 2009年2月19日 【ゲベルカミルの豆知識】 総質量は約1.6トンとされており、約5000年前にエジプト・アラブ共和国の東ウェイナット砂漠に落下し、2009年に初めて発見されました。 発見された経緯としてはエジプトは2007年から10年の間、科学技術を発展させるために様々な国と協力体制をとっており、2009年2月と2010年2月にイタリアとエジプトの地球物理学チームが物理学的調査の一環でカミルクレーターを調査していると、クレーターから半径45メートルの範囲で質量1g未満のものから35kgまでの破片の合計1.6トンと発達したレグマグリプトで完全に覆われた83kgの標本を発見しました。 【鉄隕石 アングループドゥ(ungrouped)】 鉄隕石の約90%は異なる化学グループ(IVBやIIABなど)に属し約10種類の母天体に由来しています。 残りの10%は母天体が不明であったり、どの化学グループにも当てはまらずグループ化されていません。 将来的に新発見などがあり新たな化学グループやサブグループが作られると分類されます。
¥6,880 SOLD OUT
ケープヨーク 2.8g 標本 隕石 鉄隕石 隕鉄 CapeYork 1
ケープヨーク 2.8g 標本 隕石 鉄隕石 隕鉄 CapeYork 1
【サイズ】 約 縦14X横11X高2.1mm 【重さ】 約2.8g 【種類】 鉄隕石 オクタヘドライト IIIAB 【発見地】 グリーンランドのサビシビーク 【発見年】 1818年 【ケープヨークの豆知識】 総質量58.2トンで少なくとも8つの大きな破片が回収されており、それぞれに、Ahnighito、Woman、Dog、Savik I、Thule、Savik II、Agpalilik、Tunorputという名前が付けられています。 隕石の名前自体は最も大きな破片が見つかった場所にちなんで名づけられており、隕石の落下日については今でも議論されていますが、おそらく8000年〜10000年前だろうとされています。 隕石の存在は地元のイヌイットも知っており、鉄資源として何世紀にもわたって採掘されていました。 1818年時点ではイギリスの第1ロス遠征隊がイヌイットと接触し隕石の情報を入手しましたが、度重なる悪天候と海氷で調査ができず1818年から1883年までの間にイギリス、スウェーデン、デンマークがこの地域に5回調査遠征をしました。 しかし、隕石を見つけることはできませんでした。 1894年にアメリカ海軍のRobert.E.Peary氏がヨーク岬すぐそばにあるサビシビークで隕石を発見し、3年がかりで回収した後、現在では、アメリカ自然史博物館とコペンハーゲン大学地質博物館に大きな標本が展示されています。 【鉄隕石 オクタヘドライト】 オクタヘドライトという名前はテーナイトの結晶格子の角にカマサイトが成長し八面体(オクタへドロン)構造になることに由来しており、ニッケルの含有量は6.5-12.5%程度です。 エッチング処理を施すとカマサイトよりも酸に溶けにくいテーナイトが浮かび上がり、特徴的な模様のウィドマンシュテッテン構造が現れ、 構造のバンドの幅(ニッケルの含有量)により最粗粒、粗粒、中粒、細粒、最細粒、プレスティックなどに分類されます。 ニッケルが少ないほど粗粒(バンド幅が広くなる)よりになり、オクタへドライトは結晶(八面体)に対して縦横斜めなど違う角度で切断した場合は全く違う模様が出現し、ウィドマンシュテッテンとは構造を一番初めに論文として発表したカウント・アロイス・フォン・ウィドマンシュテッテン氏からきています。
¥7,800 SOLD OUT
サイアルウハイミル001 5.5g 原石 標本 隕石 普通コンドライト L4-5 SaU001 No.2
サイアルウハイミル001 5.5g 原石 標本 隕石 普通コンドライト L4-5 SaU001 No.2
【サイズ】 約 縦26X横10X高10mm 【重さ】 約5.5g ルースケース・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 石質隕石 普通コンドライト L4-5 【発見地】 オマーン国ウスタ行政区 【発見年】 2000年3月16日 【Sayh al Uhaymir 001の豆知識】 英名:Sayh al Uhaymir 001 (略称:SaU001) 総質量は約450kgでオマーンではもっとも有名な流星雨の一つです。 ロシアの隕石ハンターチームがオマーンの砂漠で隕石を探していたところ2つの隕石が落下するのを目撃しました。 その二つの隕石がサイアルウハイミル001とドファール020で3日間で2670個以上の破片を回収しました。 この収集中に新しい月隕石の破片を2つ見つけるなど大変多くの収穫があったオマーン遠征になったそうです。 【石質隕石 普通コンドライト L】 金属鉄(元素ではなく金属状態の鉄)の量が少ないのがL(Low iron)です。 重量の20-25%が全鉄で、4-10%が結合していない金属鉄なので、あまり磁石にくっつかず内部に見える金属片も少ないです。 普通コンドライトの中ではLが地球への落下が一番多く、酸化された状態の鉄を多く含むので鉄橄欖石や紫蘇輝石に富んでいます。
¥8,480 SOLD OUT
サンチアゴパパスキアロ 19.9g 標本 鉄隕石 ung No.1
サンチアゴパパスキアロ 19.9g 標本 鉄隕石 ung No.1
【サイズ】 約 縦37X横28X高2.2mm 【重さ】 約19.9g ルースケース・防錆オイル(小)・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 エッチングしましたがアタキサイトに近いので模様は出ませんでした。線っぽく見えているのは切断時の段差です。 【種類】 鉄隕石 ungrouped 【発見地】 メキシコ合衆国ドゥランゴ州サンチアゴ・パパスキアロ村 【発見年】 1958年 【サンチアゴ・パパスキアロの豆知識】 英名:Santiago Papasquiero J.Silva氏がサンチアゴ・パパスキアロ村から約135km南西の地点で薪割りをしていた際に総質量119.5kgの錆びた塊があるのを発見しました。 錆びた外観は部分的にカリシェで覆われており溶融表皮の名残はなくなっていました。 内部は質感的にも化学的にも鉱物学的にも非常に珍しいもので再結晶したカマサイトはこの組成の鉄に期待されるウィドマンシュテッテン構造を全く示さず、シュライバーサイトや炭化物の兆候もありません。 リンの量が非常に少なく分散したテーナイトを伴っており、硫化物はトロイライトや広く分散したドーブレライトが顕著です。 今までにない新しいタイプの隕石だったため1964年に科学的に注目され、数十年の間アリゾナ州立大学のコレクションに保存されていました。 【鉄隕石 アングループドゥ(ungrouped)】 鉄隕石の約90%は異なる化学グループ(IVBやIIABなど)に属し約10種類の母天体に由来しています。 残りの10%は母天体が不明であったり、どの化学グループにも当てはまらずグループ化されていません。 将来的に新発見などがあり新たな化学グループやサブグループが作られると分類されます。
¥35,800 SOLD OUT
サントアントニオドデスコベルト 3.2g 標本 隕石 ヘキサヘドライト 1
サントアントニオドデスコベルト 3.2g 標本 隕石 ヘキサヘドライト 1
【サイズ】 約 縦14X横10X高3.2mm 【重さ】 約3.2g 【種類】 鉄隕石 ヘキサヘドライト IIAB 【発見地】 ブラジル連邦共和国ゴイアス州 【発見年】 2011年12月28日 【サントアントニオドデスコベルトの豆知識】 英名:Santo Antonio do Descoberto 総既知重量52.15kgで農場労働者が土を平らにしている作業中に表面から60cm掘ったところに52.15kgの塊をJose Melo氏が発見しました。 ブラジル国立博物館に52gの破片を持ちこまれた後、カルフォルニア大学のJ.T. Wasson氏が分析しヘキサヘドライトに分類されました。 エッチングされた断面はノイマン線がよくわかり、カマサイトの特性を持つ六面体構造を示しています。 【鉄隕石 ヘキサヘドライト】 ヘキサヘドライトという名前はカマサイトの結晶が六面体(ヘキサへドロン)構造であることに由来しており、ニッケルの含有量は4.5-6.5%と鉄隕石の中では少ないです。 エッチング後には多くの場合でカマサイトの断面にノイマンラインと呼ばれる様々な角度で交差する平行線が見られ、1848年に初めて研究を行ったフランツ・エルンスト・ノイマンにちなんで名付けられました。 ノイマンラインがなぜ現れるかというと母天体に衝撃が加わったことでカマサイトの結晶にも衝撃が加えられ、変形したことが原因だと考えられており、カマサイト双晶面の結晶内にある薄い板状構造の断面が線のように見えるからです。
¥10,800 SOLD OUT
シスル033 1.8g 原石 標本 隕石 炭素質コンドライト CR Shisr033 1
シスル033 1.8g 原石 標本 隕石 炭素質コンドライト CR Shisr033 1
【サイズ】 約 縦14X横13X高6.8mm 【重さ】 約1.8g 【種類】 石質隕石 炭素質コンドライト CR 【発見地】 オマーン国ドファール特別行政区シスル 【発見年】 2002年10月25日 【Shisr033の豆知識】 M.Hauser氏とL.Moser氏が総質量1098gの塊や破片を計65個ほど発見した後に、スイスにあるベルン大学にいくつかのサンプルを送ったことでE.Gnos氏らが分析し正式に登録されました。 大学に送られたサンプルには4mm程度の細長いC1クラストの破片が数個含まれており、これらが強く変形した層状珪酸塩に富むクラストは10-150ナノメートルのパイライトの塊と小さなフランボイダルマグネタイトの凝集体が特徴的だったそうです。 ベルン自然史博物館には完全な塊が展示されています。 【炭素質コンドライト CR】 CRは炭素質(Carbonaceous)のCと分類時のプロトタイプであるレナッツォ隕石(Renazzo)のRから来ています。 CRは熱水変質で生成された含水珪酸塩鉱物を含みますが、COコンドライトと同様に還元されているので鉄ニッケルと硫化鉄も重量の10%ほど含み、この金属の含有量こそが炭素質コンドライトCRの最大の特徴です。 重量のおよそ50%が平均直径0.7mmほどの比較的大きなコンドリュールとコンドリュールの破片で出来ており、金属はきめの細かいマトリックスの中やコンドリュールの中に包有物として入っています。
¥35,800 SOLD OUT
セイムチャン 5.0g 標本 石鉄 隕石 パラサイト Seymchan 1
セイムチャン 5.0g 標本 石鉄 隕石 パラサイト Seymchan 1
【サイズ】 約 縦20X横19X高2.8mm 【重さ】 約5.0g ※錆防止のため薄く樹脂コーティングが施されています。 【種類】 石鉄隕石 パラサイト 【発見地】 ロシア連邦マガダン州ブルックベッド 【発見年】 1967年6月 【セイムチャンの豆知識】 1967年6月に地質学者のF.A.Mednikov氏がマガダン地方のブルックベッドの地質調査中に272.3kgの鉄隕石の塊をヘカンドゥ川で発見しました。そこはセイムチャンという都市の近くでした。 同年10月にはI.H.Markov氏が地雷探知機を使い、最初の塊から20m離れた場所にて51kgの鉄隕石の塊を発見し、その標本はソビエト連邦科学アカデミーに寄贈されました。 2004年に行われた新たな調査ではDmitri Kachalin氏が約50kgの新しいセイムチャン隕石の塊を発見し、塊のうち約20%が石鉄隕石となっています。 セイムチャンはパラサイトメイングループに分類されていますがイリジウムを非常に多く含んでおり、イレギュラーな隕石だとされ、非常に安定しているので錆びにくいのが特徴です。 【石鉄隕石 パラサイト】 丸みのある粗粒状のカンラン石とその間を埋める鉄-ニッケル合金から出来ており、パラサイトという名前はシベリアの山中にあるクラスノヤルスク付近で発見された隕石を研究したドイツの博物学者ペーター・ジーモン・パラス氏にちなんで1772年に名付けられました。 パラサイトの鉄-ニッケル部分はオクタへドライトなのでエッチングによりウィドマンシュテッテン構造が現れ、トロイライトやシュライバーサイトが含まれていることも多く、パラサイトの中にはブレナムのように空気に触れると酸化しやすい(錆びやすい)不安定なものやセイムチャンのように酸化しにくいものもあり様々です。
¥22,800 SOLD OUT
セリコ 6.0g 標本 石鉄 隕石 パラサイト Sericho 1
セリコ 6.0g 標本 石鉄 隕石 パラサイト Sericho 1
【サイズ】 約 縦25X横20X高2.3mm 【重さ】 約6.0g ※錆防止のため薄く樹脂コーティングが施されています。 【種類】 石鉄隕石 パラサイト 【発見地】 ケニア共和国ハバスウェイン 【発見年】 2016年 【セリコの豆知識】 2016年に2人の兄弟が彼らのラクダを探していて、ハバスウェイン村の西部にあるセリコの南でいくつかの大きくて緻密な石に遭遇しました。 実は、この岩石は何十年も前からそこにありラクダ飼いたちに知られていましたが隕石とは認識されていませんでした。 しかし、この地域には他に岩石がないので兄弟は隕石だと判断し、数週間かけてエンジンホイスト(自動車のエンジンを吊る道具)で集めて2017年1月に隕石ハンターのMichael Farmer氏のもとにジャイアントパラサイトの件名を付けて107kgの岩石の写真を添付した電子メールを送り、Michael Farmer氏と仲間が現地に赴いたことで新しく発見された隕石となります。 兄弟たちの家にの中庭には1トン以上の標本が積まれていたそうで、総重量は2.8トンだとされており風化も進んでいなかったことからセリコ隕石からは良質なパラサイトの標本が手に入ります。 【石鉄隕石 パラサイト】 丸みのある粗粒状のカンラン石とその間を埋める鉄-ニッケル合金から出来ており、パラサイトという名前はシベリアの山中にあるクラスノヤルスク付近で発見された隕石を研究したドイツの博物学者ペーター・ジーモン・パラス氏にちなんで1772年に名付けられました。 パラサイトの鉄-ニッケル部分はオクタへドライトなのでエッチングによりウィドマンシュテッテン構造が現れ、トロイライトやシュライバーサイトが含まれていることも多く、パラサイトの中にはブレナムのように空気に触れると酸化しやすい(錆びやすい)不安定なものやセイムチャンのように酸化しにくいものもあり様々です。
¥21,800 SOLD OUT
タタウイヌ タタフィン 3g 原石 標本 隕石 エイコンドライト ダイオジェナイト No.2
タタウイヌ タタフィン 3g 原石 標本 隕石 エイコンドライト ダイオジェナイト No.2
【サイズ】 約 縦21X横16X高8mm 【重さ】 約3.8g ルースケース・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 石質隕石 エイコンドライト ダイオジェナイト 【発見地】 チュニジア共和国タタウイヌ県 【発見年】 1931年6月27日 【タタウイヌの豆知識】 小惑星ベスタからきたものと考えられており1931年6月27日にチュニジアのタタウイヌから北東4kmの地点で火球が爆発し、小さな破片となって降り注いだ隕石です。 総重量は12kgしかなく希少な隕石で、独特な外観なため世界中のコレクターにも人気です。 また、落下から60年後に採取した標本から方解石や炭酸塩の風化生成物が検出され、この鉱物の一部は生物起源である可能性があるとして注目されています。 【エイコンドライト ダイオジェナイト】 ダイオジェナイトはギリシャの哲学者ディオゲネス(Diogenes)にちなんで名付けられ、ディオゲネスは隕石が地球外からやってきたものだと初めて示唆した人だと言われています。 ダイオジェナイトは鉄に富んだハイパーシーンとブロンザイトという斜方輝石の結晶からほぼ出来ており、地球上ではあまり見られないフェロシライトなどを含んでいます。 オーブライトと同様でほぼ純粋な単一鉱物であり、母天体の内部で冷却がゆっくり進んだため結晶が大きく成長した貫入岩であり深成岩です。
¥38,800 SOLD OUT
タルダ 0.12g 原石 標本 隕石 炭素質コンドライト C2 ung Tarda No.1
タルダ 0.12g 原石 標本 隕石 炭素質コンドライト C2 ung Tarda No.1
CIやCYグループに近い性質を持った非常に珍しい隕石です。 【サイズ】 約 縦7X横5X高4mm 【重さ】 約0.12g ルースケース・隕石説明カード・隕石名と産地が書かれたシール付きです。 【種類】 石質隕石 炭素質コンドライト C2-ungrouped 【発見地】 モロッコ王国タルダ村近辺 【発見年】 2020年8月25日 【タルダの豆知識】 2020年8月25日14時半頃にモロッコ南部の人々によって火球が目撃された後、すぐに地元住民と隕石ハンターによってグルミマとエルラシディアの間で捜索活動が行われました。 翌日の8月26日にAlalou Youssef氏が彼が住む村であるタルダの近くで最初の破片を発見した後はタルダから東に約10km地点付近で数mgから99gまでの小さな石がたくさん集められ総回収量は4000gとなりました。 化学的分類は炭素質コンドライトで岩石学的分類はタイプ2でしたが、酸素同位体比はデルタ18○値の二峰性の分布を示し、一方のグループはCIコンドライトとやや似た値を持っており他方のグループは大和型(CY)炭素質コンドライトの値に似ていました。しかし、デルタ17○値はCIコンドライトやCYコンドライトの値よりも低くTFLの下にプロットされ、これらの同位体値は確立されたどの炭素質コンドライトグループの値とも重ならないためC2-ungroupedとなりました。 非常に珍しいタイプなためアメリカ航空宇宙局宇宙センター(NASA)・アリゾナ州立大学・ニューメキシコ大学・ワシントン大学・フロリダ大学・ドイツヘルムホルツ協会の研究センターなど世界中の宇宙研究に熱心な機関が標本を入手しました。
¥16,800 SOLD OUT