クォーツ クリスタル 石英 水晶 68.5g 原石 結晶 クラスター 標本 大分県尾平鉱山 No.2
【サイズ】
約 縦79X横55X高38mm
【重さ】
約68.5g
【産地】
大分県豊後大野市尾平鉱山
【分類】
酸化鉱物
【化学式】
SiO2
【結晶系】
低温型:三方晶系、高温型:六方晶系
【へき開】
1011 3方向不明瞭
【モース硬度】
7
【光沢】
ガラス光沢
【色】
無色、白色
【条痕】
白色
【比重】
2.7
【石英(水晶)の豆知識】
quartz(石英)の名前の由来はドイツ語のQuarzで、14世紀前半の中高ドイツ語や東部中央ドイツ語でも同じ形であったということが分かっており、チェコ語のtvrdy「硬い」に対応するポーランド語の方言のkwardyに由来します。
crystal(水晶)という名前は古代ギリシャ人が水晶を「氷のように冷たい」を意味するkrustallosと呼んだことに由来しますが、これはスイス連邦のアルプス山脈では良質の水晶が採掘でき、その場所は万年氷に囲まれた場所だったので、一部の哲学者がこの鉱物を過冷却氷の一形態と信じていたためです。
地球の大陸地殻において長石に次いで2番目に多く存在する鉱物であり、不純物元素等による影響で多くの色変種や、インクルージョンの種類でも膨大な量の変種があります。
石英には通常のアルファ石英(低温型)とベータ石英(高温型)があり、アルファ石英からベータ石英への変態は573℃で急激に起こります。この変態は体積変化を伴うため、この温度閾値を通過する岩石は容易に微小破壊を起こします。
透明度のないものを石英(クォーツ)、透明度のあるものを水晶(ロッククリスタル)と今日では呼んでおり、ユーラシア大陸では古代から宝飾品や硬質石彫刻に最もよく使用される鉱物でした。
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