マーチソン 隕石 0.31g 炭素質コンドライトCM2 石質隕石 原石 標本 Murchison M2501
【サイズ】約 縦12X横5X高5mm
【重さ】約0.31g
【付属品】ルースケース・隕石の真正性保証書
【種類】石質隕石 炭素質コンドライト CM2
【発見地】オーストラリア連邦ビクトリア州
【発見年】1969年2月28日
【マーチソンの豆知識】
1969年2月28日10時50分頃にビクトリア州マーチソン周辺で火球が見え、火球は消える前に3つに分離し塊のいくつかは道路で発見されました。総質量は約100kgで重さ680gの塊は小屋の屋根を突き抜けて干し草の中に落ちました。マーチソン隕石は今でも世界中で熱心に研究されており発見から約50年間で多くの研究者によって80種類をこえるアミノ酸が検出されてきました。隕石による生命起源説の有力候補であり入手困難な隕石の1つです。2019年11月19日に東北大学や北海道大学の研究チームによって生命を構成するリボースなどの糖分子を初めて検出し宇宙に生命を構成する糖分子が存在することを初めて証明したと米国科学アカデミー紀要(PNAS)に研究論文が掲載されました。2020年1月13日にはアメリカとスイスの研究チームによって約75億年前のプレソーラー粒子を発見したと米国科学アカデミー紀要(PNAS)に研究論文が掲載されました。研究者は「この粒子は70億年前の銀河系における星が多く形成された期間を突き止めるための直接的証拠だ」と話しました。
【炭素質コンドライト CM】
CMは炭素質(Carbonaceous)のCと分類時のプロトタイプであるミゲイ隕石(Mighei)のMから来ています。高温型の珪酸塩鉱物を含みCIよりも水の含有率が少ないですが組成は基本的に変わりません。しかしCIとの明らかな違いはコンドリュールを含み、そのコンドリュールの組成は鉄橄欖石であることです。炭素質コンドライトの中では最も発見情報が多いタイプとなります。
¥139,800.