NWA12594 0.20g 原石 スライス カット 標本 隕石 火星 石 エイコンドライト シャーゴッタイト 1
【サイズ】
約 縦12X横7X高1.3mm
【重さ】
約0.20g
【種類】
石質隕石 エイコンドライト シャーゴッタイト
【発見地】
アルジェリア民主人民共和国
【発見年】
2018年
【NWA12594の豆知識】
2018年にアルジェリアで総質量150gの塊が発見された後にモロッコに持ち込まれ、モロッコの隕石業者からHuapei Wang氏が購入しました。
Huapei Wang氏は購入後に自身が所属している中国地質大学に塊を持ち帰り、T.Cao氏とH.Wang氏らが分析し正式に登録されました。
分析されたサンプルは部分的に溶融表皮に覆われており非常に新鮮で変化していないように見え、多数の小胞があり、内部は黄緑色の粒で構成され、割れ目には淡灰色の粒が見られたそうです。
【エイコンドライト シャーゴッタイト】
シャーゴッタイトという名前はインド東部のシャーゴッティ近くに落下した隕石の名前から名付けられました。
火星に別の小惑星が衝突した衝撃で宇宙空間に岩石が放出されて、その後に地球に落下したものであると仮定されています。
なぜそう仮定されているかというとアメリカ航空宇宙局が1960-1970年代に行った火星探査計画で火星に着陸した探査機や軌道上の宇宙船によって測定された火星の岩石と大気ガスがシャーゴッタイトから検知された元素組成・同位体組成とほぼ一致したからです。
特徴をみてみると斜長石や輝石や橄欖石からなる集積岩でマグマから晶出した結晶がマグマ溜まりの底に沈むときに水平になったのか結晶が一定方向を向いているものが多いです。
¥14,980.