NWA859 タザ 11g スライス カット 標本 隕石 鉄隕石 ung Taza 1
違いが分かりやすいように片面だけエッチングしています。
【サイズ】
約 縦22X横22X高3mm
【重さ】
約11.5g
※錆防止のためエッチング面にのみ薄く樹脂コーティングが施されています。
【種類】
鉄隕石 ungrouped
【発見地】
モロッコ王国タザ州近辺
【発見年】
1999年
【NWA859の豆知識】
総回収量は75.3㎏でNWA859(別名タザ)と呼ばれており、110gの標本サンプルがカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に所蔵され、分類はJ. Wasson氏 (UCLA)が行いました。
エッチングすると高ニッケルとカマサイトが混在する層に低ニッケル細長い針のようなウィドマンシュテッテン構造が現れます。
プレッサイトはオクタヘドライト型鉄隕石中に見られるカマサイトとテーナイトの微細粒の混合物です。
ギリシア語で埋めるものを意味するplythosという言葉に由来し、ウィドマンシュテッテン構造が見られるカマサイトとテーナイトの大きな帯の境目に見られます。
【鉄隕石 アングループドゥ(ungrouped)】
鉄隕石の約90%は異なる化学グループ(IVBやIIABなど)に属し約10種類の母天体に由来しています。
残りの10%は母天体が不明であったり、どの化学グループにも当てはまらずグループ化されていません。
将来的に新発見などがあり新たな化学グループやサブグループが作られると分類されます。
¥22,480.