カンポデルシエロ隕石 カンポ・デル・シエロ 42g 原石 標本 スライス 鉄隕石 隕鉄 アルゼンチン Campo del cielo 41

【サイズ】
約 縦28X横24X高9.3mm
【重さ】
約42.8g
【種類】
鉄隕石 オクタヘドライト IAB
【発見地】
アルゼンチン共和国チャコ州及びサンティアゴ・デル・エステロ州
【発見年】
1576年
【カンポデルシエロの豆知識】
総質量は約100トンで、落下時にできたクレーターの範囲は3X18.5キロメートルで、少なくとも26のクレーターがあり、最大のものは115X91メートルあります。
1576年にアルゼンチン北部の州知事は突如発見された巨大な鉄の塊の捜索を軍に依頼し、ピグエム・ノンラルタ(スペイン語でカンポデルシエロ)という場所で、土の中から大きな金属の塊が発見され、捜索隊はそれを鉄の鉱山だと推測し、異常に鉄の純度が高いサンプルを持ち帰りました。
近くの原住民は「言い伝えによると、この鉄の塊は空から落ちてきた」と繰り返し発言していましたが、ただの鉄だと思われたことでいつしか忘れ去られました。
1774年にバルトロメ・フランシスコ・デ・マグナが鉄の塊を再発見し、エル・メソン・デ・フィエロ(鉄のテーブル)と名付け、この鉄塊は鉄鉱脈が露出しているのだと考えたので、爆発物を使い鉄塊の周りを削り取りましたが約15トンほどだと思われる鉄塊が1つ出てきただけなので、無価値だと思いその場に放棄しました。
しかし、彼はサンプルを持ち帰っており、後に分析された結果、鉄が90%、ニッケルが10%含まれていることが判明し、隕石起源の鉄塊だと結論が出されました。
現代でも隕石の採取は行われており、1969年には約28.8トンありエルチャコと名付けられた巨大な鉄塊が発見されたり、2016年には約30.8トンありガンデオと名付けられた巨大な鉄塊が発見されています。
【鉄隕石 オクタヘドライト】
鉄隕石とは隕鉄と呼ばれる鉄とニッケルの合金を主成分とする隕石で、分化した小惑星の金属核が起源と考えられており、鉄隕石に含まれる鉄は、鉄器時代の始まりを告げる製錬技術が開発される前に人類が利用可能な鉄の最も初期の供給源の一つでした。
鉱物的には主にニッケルに乏しいカマサイトとニッケルに富んだテーナイトから出来ており、構造によりヘキサヘドライト、オクタヘドライト、アタキサイトに大きく分けられ、構造の違いはニッケル含有比によるものです。
通常のオクタヘドライトは、ニッケル比が5−18%でカマサイトとテーナイトは正八面体構造を作るため、断面には特徴的な模様のウィドマンシュテッテン構造が現れます。